夕暮れの上海の画像

このページのまとめ

  • 上海市は中国経済の中心を担う都市であり、非常に発展している
  • 上海市は中国のなかで最も日本人の多い都市で、特に長寧区に集中している
  • 中国の上海市の物価は、輸入品と国産品とで大きく値段が異なる
  • 外灘や上海動物園などの観光スポットは、上海市の中心部にあり気軽に立ち寄れる

中国への移住を考えたときに、真っ先に「上海市で働きたい」「上海市に住みたい」と思う人も多いでしょう。上海市は、中国国内で最も日本人が多いことで知られ、働いたり住んだりするのにおすすめの場所です。このコラムでは、中国屈指の大都会・上海市について知っておきたい基本情報を紹介します。中国への移住を考えている人は、住む場所や職場を決める際の参考にしましょう。

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中国・上海市はどのような都市?

上海市は中国経済の中心を担う大都市です。上海市と聞くと都会的なビル群の夜景を思い出す人も多いでしょう。ここでは中国・上海市の国内での立ち位置や気候、使われている言語などの基礎知識を紹介します。

中国の中心都市の1つ

上海市は北京市、広州市、深セン市と並び中国4大都市と称されています。中国について詳しくなくてもすぐに「上海は都会」というイメージが浮かぶ日本人は多いようです。上海市は中国のなかでも特に目覚ましい発展を遂げる都市で、多くの日系企業が進出しています。

上海市は中国東部、いわゆる華東地区の海岸沿いに位置しており、面積は6,300平方キロメートルと東京都の約3倍です。上海「市」と、名称が付いているものの、日本の市と同じ意味ではありません。中国の行政区分は日本とは大きく異なり、日本の都道府県に該当するのは省です。その省と同等の区分(一級行政区画)には「直轄市」があり、上海市は直轄市のうちの1つに分類されます。

上海市は16の区に分けられている

中国・上海市は16の区に分けられています。そのなかの「浦東新区」は副省級市といい、相応の自治権を有する区です。「長寧区」は在上海日本国総領事館があり、日本人が多く居住している区として知られています。なお、黄浦江を基準とし、上海市を「浦東」と「浦西」の2つに分ける考え方も存在しているので、覚えておきましょう。

黄浦江の東側が浦東、西側が浦西です。以前は、日本人は浦西の方が住みやすいといわれていました。しかし、開発の進んだ昨今では浦東に済む日本人も増えているようです。黄浦江を渡る橋や地下鉄は通勤時間帯にとても混雑するので、職場や居住地を決める際はなるべく横断せずに済む場所にしましょう。

上海市の気候

中国・上海市は北緯31度、東経121度で、緯度は日本の鹿児島県鹿児島市と同じくらいです。東京都とほぼ同じ気候といわれていますが、実際には上海市の方が寒さや暑さをより厳しく感じるでしょう。特に冬は、大陸から冷たい風が吹き込んでくるのでしっかりとした防寒対策が必要といえます。

上海市で使われている言語

上海市で主に使われているのは上海語と普通語です。上海語は上海で話される方言で、普通語は中国での共通語とされています。多くの外国人や地方出身者が暮らす上海市では、普通語が話せれば生活に支障はありません。ただし、上海出身者同士は上海語で会話する場合が多いようです。そのため、上海語も覚えておくとビジネスやコミュニケーション面で役に立つでしょう。

中国語が話せる日本人は少なく、習得すると就職で非常に有利です。詳しくは「中国語は就職に有利?必要なレベルや語学力を活かせる仕事も解説」の記事を参考にしてください。

中国・上海市の経済事情

上海市は中国経済の中心ともいえる都市で、日系企業をはじめとした多くの外資系企業が進出しています。上海市は経済技術開発区に指定されており、関税や各種税金の免除などの優遇措置が設けられているのです。実際に上海市で就労している人の経済状況を知るために、以下で上海市のGDP(域内総生産)や平均給与、物価を紹介します。

上海市のGDP

上海市統計局によると、2020年の上海市のGDPは3兆8,700億5,800万元でした。首都である北京市の同年のGDP3兆6,102億6,000万元を抜き、国内1位の数字です。(参照:北京市統計局中国国家統計局発表の同年の中国全体全体のGDPが101兆5,986億元であると考えると、上海市が中国経済においてどれほど大きな役割を担っているかが分かるでしょう。

上海市の平均給与

上海市人力資源和社会保障局によると、上海市の平均年収は124,056元、平均月収は10,338元でした。1人民元を17円として円換算で計算すると平均年収は210万8,952円、平均月収は17万5,746円程度です(2021年11月9日のレートで換算)。日本円に直すとそう高くは感じられませんが、中国では問題なく暮らしていける金額でしょう。なお、現地採用で働く場合は中国の給与形態、駐在員の場合は日本の給与形態が反映されます。

上海市の物価

上海市をはじめとした大都市では、経済発展にともない物価が上がり続けています。中国は物価が安いというイメージで訪れると驚くことになるので注意が必要です。なお、同じ製品でも関税のかかる輸入品と中国国内で生産されたものとで値段は大きく異なります。

外国人向けの場所や製品は、特に値段が高い傾向にあるようです。同じものを買うにも、日本人向けのスーパーと街中の市場では値段が全く違うケースも珍しくありません。上海市で生活を営む人は、買い物をする場所を見極められるようになると、損をせずに済みます。上海市の経済事情についてさらに詳しく知りたい人は、「上海の平均年収は?最低賃金や手取り額についても解説」の記事も参考にしてください。

中国・上海市で暮らす人の特徴

上海で生まれ育った中国人は「上海人」と呼ばれます。日本の関西人と同じニュアンスと思うと分かりやすいでしょう。ここでは、上海人の特徴を紹介します。もちろん、すべての人に当てはまるわけではありませんが、参考までに知っておくと上海市での生活や就労がしやすくなるでしょう。

外国人と接することに慣れている

上海人は外国人と接することに慣れています。国土の広い中国では、内陸部になると外国人と交流経験がない人も少なくありません。一方、古くから貿易港として栄えた上海市の人々は、外国人がいるのが当たり前の環境で暮らしています。ビジネスや普段の生活で上海人と接する際は、ストレスなく馴染んでいけるでしょう。

上海市に誇りを持っている人が多い

上海人には、自分の出身地に誇りを持っている人が多いという特徴があります。上海市は、中国トップレベルの経済都市です。上海人は中国経済を支えてきた自負があり、プライドを持って生活しています。そのため、上海人の前でほかの都市の話をする際は注意が必要です。ほかの都市を褒めすぎると上海人の気分を害する可能性も。特に、上海市と同じく中国を牽引する都市である北京市をライバル視している人も多いようです。上海人の前でほかの都市の話をする際は、十分に配慮しましょう。

新しいものを積極的に受け入れられる 

上海人は、流行に敏感で新しいものを受け入れるのに抵抗がないといわれています。外資系企業が多く、新しいものが入ってきやすい環境なのが関係しているでしょう。実際に、中国進出をするファッションブランドや飲食店は、まず上海から出店する場合が多いようです。

中国・上海市の魅力的な部分

上海市には非常に多くの日本人が住んでいます。日本人コミュニティが発達しているのは移住や就労をするうえで大きな安心に繋がるでしょう。また、市内の移動がしやすいのも魅力の1つです。

中国・上海市は日本人の多い都市

上海市は非常に日本人が多い都市です。外務省のデータによると、2020年10月時点での上海に在留している日本人は3万9,801人でした。 首都・北京市の在留日本人数が7,730人、中国全体で11万1,769人なのを考えると、いかに上海市に日本人が集中しているかが分かるでしょう。上海市は、世界的に見ても日本人が多い都市として知られています。以下は、外務省が発表した2020年10月時点での在留邦人の都市別集計です。

順位都市名在留邦人数
1ロサンゼルス都市圏67,501人
2バンコク58,783人
3ニューヨーク都市圏39,850人
4上海39,801人

上海市は世界で4番目に日本人が多い都市となりました。参考までに、中国のほかの都市の在留邦人数も見てみましょう。

順位都市名在留邦人数
9香港23,791人
29北京7,730人
35広州5,881人
36蘇州5,855人
42大連4,068人

(参照元:外務省 海外在留邦人数調査統計 都市別邦人数上位50位

中国で日本人が多いのはいずれも経済・商業的に発展し、日系企業が多く進出している都市です。比べてみると都市の規模の差はあるものの、上海市が特出して在留邦人が多い都市なのが分かります。特に、長寧区の虹橋・古北エリアには日本人向けの飲食店やデパートがあり、日本語が通じるところも少なくありません。海外生活は不安が付きものですが、日本人が多いのは心強いでしょう。

交通手段が発達していて移動しやすい

上海市は交通手段が発達しており、移動がしやすい都市です。特に地下鉄が発達しており、乗り降りのシステムも日本とほぼ同じ。通勤でも大活躍するでしょう。上海市内を多く走るタクシーは日本より料金が安く、利用しやすいのでおすすめです。

中国・上海市のおすすめ観光スポット

上海市は、歴史的な観光地と最先端の街並みが混在している都市です。休日にゆっくり訪れるだけではなく、仕事帰りにフラッと立ち寄れるようなスポットも充実しています。ここでは、旅行客だけではなく、上海市への移住を予定している日本人にもおすすめの観光スポットを紹介。内容を参考にして、上海市での生活をより充実したものにしましょう。

外灘(バンド)

外灘とは、黄浦区の歴史的洋風建築物が立ち並ぶエリアのことです。100年以上前の租界時代に建てられた、重厚な建造物が並ぶ様子は圧巻の一言。レトロな建物を利用した再開発も進んでおり、高級ブランド店やレストランが集まっています。上海屈指の観光スポットといっても過言ではないでしょう。

外灘といえば外せないのが夜景です。夜になると建造物群が美しくライトアップされます。なお、位置によっては黄浦江を挟んで反対側で行われている、浦東エリアの近代的なビル群のライトアップも楽しめるでしょう。黄浦江では観光クルーズ船も運航されているのでぜひ利用してみてください。

東方明珠電視塔

東方明珠電視塔は個性的な形をしたテレビ塔です。上海環球金融中心(上海ワールドフィナンシャルセンター)や上海中心大廈(上海タワー)とともに、上海市のシンボル的な存在になっています。内部には展望台やレストラン、カフェなどがあるので、外から眺めるのも中から景色を眺めるのもおすすめです。地上には上海城市歴史発展陳列館があるので、上海市の歴史に興味がある人は訪れてみるのも良いでしょう。

上海ディズニーリゾート

上海ディズニーリゾートは2016年にオープンと比較的新しく、最先端のテクノロジーがふんだんに盛り込まれています。アジア最大級といわれる広さで、1日ではなかなか見切れません。何度も訪れることができるのは上海市に住んでいる人の特権です。なお、上海ディズニーリゾートは上海の中心地からは離れており、地下鉄で1時間程度かかります。

南京路

賑やかな場所が好きな人には南京路がおすすめです。南京路は上海市で最も大きい繫華街で、南京東路と南京西路に分かれています。南京東路には老舗の店舗と最先端のブランドショップが混在しており、1日中大賑わいです。有名なおやつの店舗も多くあるので食べ歩きも楽しめます。南京西路は南京東路と比べると落ち着いた雰囲気なので、ゆったりと散策するのに丁度良いでしょう。

上海豫園(よえん)

中国らしさを味わいたいときは、豫園エリアを訪れてみましょう。豫園は明時代に作られた庭園です。いたるところに日本とは違った装飾が施されているので、たっぷりと時間を掛けて見るのをおすすめします。

豫園エリアでは庭園のほかに、明や清時代の街並みを再現した豫園商城という観光スポットも人気。さまざまなお土産店や飲食店があり、なかでも「南翔饅頭店」という小籠包のお店が有名です。

上海動物園

上海動物園は日本人が多く居住する、長寧区虹橋路の大型動物園です。アクセスがしやすく、気軽に立ち寄れるでしょう。上海動物園でのおすすめはなんといってもパンダです。日本の動物園よりゆっくりと、パンダが遊んだり食事をしたりする様子を楽しめます。そのほかにも、中国でしか見られない動物がたくさん飼育されているので、休日にぜひ訪れてみてください。

新天地

新天地は、新しい飲食店やショッピングモールが続々とできている注目スポットです。フランス租界時代に作られた中国式の西洋建造物「石庫門」をリノベーションした、新しいショップが次々と作られています。古い時代の建物と最先端のショップが融合し、独特な雰囲気がある場所です。欧米人の観光客が多く訪れるスポットなうえ、オープンカフェがたくさんあるので、ヨーロッパのような雰囲気が楽しめるでしょう。

以上のように上海市には魅力的な場所が数多くあります。旅行客だけではなく現地に居住する日本人にとっても、刺激的な場所であることに違いはないでしょう。

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