スマホのWeChat(微信)アプリの画像

このページのまとめ

  • WeChatは10億人以上が利用するメッセンジャーアプリ
  • 中国版LINEとも言われており、使い勝手はLINEに似ている
  • モーメンツに記事を投稿したり、ミニプログラムでショッピングしたりもできる
  • チャット機能以外にもさまざまな機能がWeChat内で完結している
  • WeChatのアカウント登録は手順に従えば比較的容易
  • WeChatは企業の中国マーケティングにも活用できる

WeChat(微信)を使ってみたい方に向け、WeChatの使い方や登録方法、基本機能について解説します。コラムを読んで、中国最大級のSNSの使い方を押さえておきましょう。

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WeChat(微信)とは?

WeChatは、10億人以上のユーザーが利用する中国語圏最大級のメッセンジャーアプリです。メッセージ機能やスタンプ機能、通話機能などが備わっており、LINEと似ていることから日本では「中国版LINE」と呼ばれることもあります。また、ネットショッピングや公共料金の支払い、ゲーム、動画視聴など、WeChat内でさまざまなサービスが利用でき、中国で生活するには必要不可欠な存在になっているといえるでしょう。

WeChatは世界有数の大手IT企業であるTencent(騰訊)が開発した「微信(ウェイシン)」の国際版です。大陸版は微信、国際版はWeChatと分かれており、国際版は機能の一部が制限されています。

WeChatの基本機能

WeChatには、以下のような基本機能があります。

チャット

WeChatのチャットはLINEと似ており、メッセージをはじめ写真や動画、連絡先を送ることもできます。LINEのスタンプに相当するステッカーも送信可能です。なお、中国では音声を送り合うボイスチャットがよく利用されています。

モーメンツ

LINEのタイムラインにあたる機能で、友人の日々の投稿を確認できます。投稿に対しシェアやいいね、コメントも可能です。

トップストーリー

最新のニュースがチェックできます。

近くにいる人

GPS機能を使い、近くの人を探すことも可能です。友人と連絡先を交換するにはQRコードやID検索ができるので、「近くにいる人」は実質知らない人と出会うための機能ともいえます。自分が表示されたくない場合は、設定で機能をオフにすれば表示されません。

ミニプログラム

ミニプログラムは、WeChat内で起動するダウンロード不要のアプリのようなものです。ゲームや動画、チケット予約、音楽など、さまざまなコンテンツがWeChat内で完結しています。たとえば、買いたいものがあるときも、ほかのアプリを起動したりブラウザを立ち上げたりする必要がなく、ミニプログラム内ですぐに購入できるので、簡単で便利です。

WeChat Pay(微信支付)

WeChat Payは、WeChatについている決済サービスです。中国ではモバイル決済が普及しており、なかでもWeChat Payは「Alipay」に次いで利用者の多いメジャーなサービスとなっています。WeChat Payによる支払いは現金支払い以上に普及していると言っても過言ではありません。

WeChat Payは、オンライン上の支払いはもちろん、オフラインの支払いや送金にも利用可能です。日本でもコンビニや百貨店、飲食店などでWeChat Pay導入が進んでいます。WeChat Payは中国国内の銀行口座を登録すれば簡単に利用でき、また国際ブランドのクレジットカードを設定すれば、日本人も利用可能です。

WeChatとLINEの違い

WeChatはLINEと異なり、既読機能がありません。また、チャットに書き起こし機能があり、なまりが少ない中国語なら高い精度で書き起こしができます。ほかにも、モーメンツでは友達以外のいいね・コメントは表示されないようになっています。

Weiboとの違い

中国で人気のSNSといえば、「Weibo(微博)」が挙げられます。Weiboは中国版Twitterとも言えるサービスです。企業や著名人をフォローして投稿をチェックでき、コメントや拡散もできます。WeChatが一対一のやり取りをメインとするクローズドなサービスなのに対し、Weiboはオープンなサービスだといえるでしょう。

また、企業が中国SNSを利用してマーケティングをするなら、情報拡散にはWeibo、既存顧客へのアプローチにはWeChatを利用すると効果的です。

Weiboについては「weiboとは? 利用方法や企業が活用する方法について解説!」でも解説しているので、興味のある方はチェックしてみましょう。

WeChatの危険性

WeChatは基本的に安全なサービスですが、注意も必要です。

中国政府はインターネットの情報規制を行っており、メッセージの内容が政府に知られる可能性があります。ただ、政府に不利益となる内容や反道徳的な内容などへの検閲なので、通常利用するぶんには問題ないでしょう。また、WeChatのメッセージは暗号化されないため、情報漏洩の可能性が指摘されています。業務連絡にWeChatを禁止している企業もあるため注意しましょう。

ほかにも、WeChatには近くにいる人を検索する機能があるので、居場所を知られたくない人は設定で位置情報をオフにしておくことをおすすめします。

WeChatの登録方法

WeChatの登録は日本語で案内されるので、難しくありません。ここではWeChatの登録方法を解説します。

1.ストアでアプリをダウンロードする

Google ストアやApp Storeで、アプリをダウンロードしましょう。なお、中国国外の場合、「微信」と検索してもWeChatが表示されます。

2.氏名・電話番号入力

WeChatを開いたら「電話番号で登録」を選び、登録画面へ進みます。

氏名、地域、電話番号、パスワードを入力し、利用規約を読んでチェックを入れ、「次へ」ボタンを押しましょう。

3.セキュリティ認証

セキュリティ認証の画面が表示されるので、「開始」ボタンを押しましょう。簡単なパズル認証があります。その後、プライバシーポリシーが表示されるので、同意して「次へ」を押しましょう。

4.SMS認証

入力した電話番号に認証コードが送られて来るので、確認コードの欄に入力し「送信」を押しましょう。WeChatのアカウント登録が完了します。

WeChatのアカウント情報を変更するには?

WeChatのアカウント情報は、画面下部のバーにある「自分」から変更できます。プロフィール画像、名前、WeChatIDの変更ができますが、IDの変更は年に1回までなので注意しましょう。なお、「近くにいる人」機能をオフにするには、「自分」内の設定・全般から変更できます。

WeChatの使い方

WeChatの使い方はLINEと似ているので、LINEを使ったことがある人なら同じような感覚で利用できるでしょう。ここではWeChatの基本的な使い方について解説します。

チャットの使い方

WeChat下部のバーにある「連絡先」からチャットしたい相手を選ぶと、メッセージが送れます。チャット画面の下部にある空白のメッセージ欄を押し、文字を入力すればメッセージ送信可能です。

メッセージ欄の右にある「+ボタン」を押すと、画像や動画、音声、連絡先などが送信できます。また、WeChat Payにチャージしたお金を送受信することも可能です。

メッセージ欄の右にある顔のボタンからはステッカーが送信できます。ステッカーはLINEのスタンプのような機能です。ステッカーは無料のものが多く、メニューにある「自分」内の「ステッカーギャラリー」や、チャットのステッカー送信画面から取得できます。

メッセージ欄の左にある、アンテナのようなボタンからは音声が送信可能です。「押したまま話す」を押し続けると、画面にマイクが表示され、指を離すまでのボイスが録音されて送信されます。

連絡先の追加

連絡先の追加は、「連絡先」の右上にある「+ボタン」からできます。QRコードのスキャンやID検索で連絡先追加が可能です。また、電話帳に登録している人を追加することもできます。

モーメンツで投稿する/友達の投稿を見る

LINEのタイムラインにあたるモーメンツは「発見」内にあります。モーメンツでは、自分で投稿したり、友達の投稿を見たりすることができます。モーメンツの内容は友達のみ閲覧可能です。モーメンツへの投稿は、右上のカメラアイコンからできます。写真や動画を選び、テキストを入力するのが一般的ですが、カメラアイコンを長押しすることでテキストのみの投稿も可能です。

ミニプログラムを利用する

ミニプログラムは「発見」内にあります。ただ、初回起動時にはミニプログラムが表示されていないので、発見内の「検索」でミニプログラムについて調べる必要があります。

検索する

「発見」内の「検索」から、気になるキーワードについて検索できます。検索結果はウェブサイト、モーメンツの記事、ミニプログラム、公式アカウント等にジャンル分けされており、さまざまなルートから情報を集めることができます。

チャンネル

チャンネルはTiktok(ティックトック)のような機能です。1分程度の短い動画やライブ配信を行い、いいねやコメントで拡散できます。フォローしたアカウントの投稿や、ホットなおすすめ動画が見られるのはもちろん、近くにいる人の動画やライブ配信を検索することも可能です。観光地を訪れた際、その観光地の紹介をしている人を探すこともできます。チャンネルは「発見」内にあります。

ライブ視聴する

中国EC業界では、ライブ配信とECコマースを組み合わせた「ライブコマース」が注目を集めています。WeChatもライブ配信機能を取り入れており、「発見」から視聴可能です。流行のライブコンテンツをチェックしてみるのも面白いかも知れません。

ビジネスシーンでの使い方

中国での生活に必要不可欠となっているWeChatは、ビジネスシーンでも利用されています。たとえば、取引先と名刺交換する際、紙の名刺を使わずに、WeChatのIDを交換することも少なくありません。また、ビジネス上のやり取りをWeChatの個人アカウント間で行うこともあります。

WeChatをマーケティングに活用する方法

膨大なユーザー数を擁するWeChatは、マーケティングの手段としても注目を集めています。WeChatを活用すれば、中国向けに新たにWebサイトを構築するよりも簡単に中国市場に参入できるでしょう。ここでは中国マーケティングにWeChatを活用する方法について解説します。

企業のWeChat活用例

WeChatは基本的に一対一のやり取りをするクローズドなサービスです。そのため、企業の公式アカウントと友達になることでお得なクーポンや新商品情報が受け取れるようになるといった、既存顧客への宣伝が有効といえるでしょう。また、公式アカウントへメッセージを送るとWeChat上で返信がもらえる、カスタマーサービスのような使い方もあります。

また、WeChatからKOL(Key Opinion Leader)と呼ばれるインフルエンサーに商品情報の拡散を依頼するのも手です。中国はメディアの情報よりも、口コミが重視される傾向にあります。フォロワー数の多いKOLが情報発信すると、多くのユーザーがシェアし情報が拡散していくのです。自社商品の認知度アップを狙うならKOL活用が適しているでしょう。

ほかにも、公式アカウントによって、WeChat内に広告を出す方法もあります。

公式アカウントは3種類ある

WeChatでマーケティングをするには公式アカウントの取得がほぼ必須といえます。公式アカウントには以下の3種類があります。

サービスアカウント

サービスアカウントは、プロモーションや販売促進など、マーケティングに適したアカウントです。一般ユーザーと友達のようにつながることができるため、高い確率で情報を届けられます。LINEの公式アカウントと近い存在といえるでしょう。WeChatをマーケティングに活用する場合、基本的にサービスアカウントを登録することになります。

購読アカウント

毎日一つの記事を定期配信できるアカウントです。ニュースサイトのようなコンテンツ配信をする場合に適しているといえます。企業はもちろん、個人も登録可能です。

企業アカウント

企業アカウントは、企業内のクローズなやり取りをするためのアカウントです。LINE WORKSやSlack、Chatworkと似たような機能といえます。

広告配信の種類

公式アカウントを取得すれば、広告配信ができるようになります。主な広告手法は以下の3つです。

朋友圈广告(モーメンツ広告)

WeChatのモーメンツ上に、一般ユーザーの投稿に類似した形式で掲載する広告です。

公众号广告(公式アカウント広告)

公式アカウント上に広告を配信する方法です。広告主と掲載者が互いを選べる相互選択広告や、Wi-Fi環境下で表示される動画広告なども配信できます。

小程序广告(ミニプログラム広告)

ミニプログラム上にバナー広告を配信することも可能です。

中国マーケティングにおけるWeChatの重要性

中国マーケティングにおいて、SNSの活用はほぼ必須といえるでしょう。中国は情報規制があるため、国外のWebサイトが表示されないことも多々あります。そのため、日本でWebサイトを構築しても中国からは見られない可能性が高いのです。中国で自社サイトを運用する場合、サーバーを中国に設置したり、中国版のサイトを構築したりする必要があり、ハードルが高いといえます。その点、WeChatを活用すると、企業アカウントのページがWebサイトの代わりとなるため、比較的容易に中国進出が可能です。公式アカウントを取得すれば、信頼性も得られます。

また、インバウンド対策においてもSNSは重要視されています。SNSは、旅行前から旅行後までユーザーが各フェーズで接触する媒体です。たとえば、ユーザー投稿を見て旅行先を決めることもありますし、旅行中にSNSで店の情報を調べることもあるでしょう。また、旅行後は、お土産とともに思い出をSNSに投稿する人も少なくありません。旅行の各段階でアプローチできるため、SNSによる施策は重要といえるでしょう。

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