吹き出しと拡声器のイメージ

このページのまとめ

  • WeChatは月間アクティブユーザー約12億人を抱える中国最大規模のSNS
  • WeChatの基本機能であるメッセージ機能はLINEと似ている
  • そのほか、モバイル決済WeChat Payやオンラインショッピングなど、さまざまな機能が備わっている
  • 公式アカウントを取得すれば、広告の配信やクーポン配布などが可能
  • WeChat内にEC機能を設置したり、事前予約機能を設けたりと、活用方法は幅広い

中国進出を検討している企業・個人に向け、WeChatをビジネスに活用する方法について解説します。具体的な活用事例も併せて紹介しているので、自社サービスをどのようにプロモーションすれば良いかをチェックしてみましょう。

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WeChatとは?

WeChat(ウィーチャット/微信)は、月間アクティブユーザー約12億人を抱える中国の巨大SNSです。中国のIT企業「テンセント(騰訊)」によって2011年にリリースされ、現在は中国で最も普及しているメッセンジャーアプリとなっています。WeChatは、一言でいえば「中国版LINE」のようなサービスです。チャット画面はLINEと似ており、ユーザーはメッセージやスタンプ、無料電話等の機能をLINEと同じような使い勝手で利用できます。

WeChatの特徴は、メッセージ機能以外に社会インフラのような機能も備わっているところです。オンラインショッピングやチケットの予約、タクシーの手配、モバイル決済手段の「WeChat Pay」など、一つのアプリ内でさまざまなサービスを利用できるようになっています。生活に紐づくサービスを提供するWeChatは、現代の中国において生活の一部になっているといえるでしょう。

WeChatの基本機能については「WeChat(微信)の使い方は? 基本機能や登録方法と併せて解説!」で詳しく紹介しているので、基本的な使い方を知りたい方はチェックしてみましょう。

企業がWeChatをビジネスに活用する方法

膨大なユーザーを抱えるWeChatは、企業の情報発信のツールとしても注目を集めています。WeChatはユーザー間のクローズドなやり取りを行うSNS。そのため、クーポンを配布したり、お得な情報を配信したりして、既存顧客と密なコミュニケーションを取ることに適しているといえるでしょう。ここでは、企業がWeChatをビジネスに活用する方法について解説します。

公式アカウントを取得する

WeChatをプロモーションに活用する際、まずは公式アカウントを取得しましょう。公式アカウントを取得すれば、ユーザーからの信頼性が高まるほか、広告が配信できるようになります。また、ファンをグループ分けすることで、ターゲットを絞りこんだ効果的な広告を打ち出すことも可能です。

公式アカウントを取得すれば、WeChat上の公式アカウントが企業のWebサイトの代わりのような役割となります。サイト開設の手間やコストをかけずに中国進出を狙えるのもWeChat活用のメリットの一つです。

WeChatで広告を配信する

公式アカウントを取得して条件を満たせば、WeChat上で広告を配信することができます。記事に設置するバナー広告をはじめ、タイムラインに投稿できるモーメンツ広告、アプリ内で起動するミニプログラム広告など、広告の種類はさまざま。インバウンド向けのクーポン配布や、新商品の情報発信などを行うことでユーザーにアプローチすることが可能です。

クーポンを配布してキャンペーンの集客をする

インバウンド向けに実店舗で使えるクーポンを配布すれば、オフラインへの誘導に効果的です。また、お得なクーポンを配布して、ユーザー間で情報が拡散されれば、新規ユーザーの獲得に繋がるでしょう。

メルマガの代わりにコンテンツ配信を行う

中国では、メールマガジンやニュースレターを開封して読むことは少なく、代わりにSNSで流れてくる情報をチェックすることのほうが増えています。メルマガの代わりにWeChatでコンテンツ配信をすることで、ユーザーの目に留まる可能性が高まるといえるでしょう。また、WeChatなら、文字だけでなく、写真や動画を掲載することもできるので、よりユーザーの興味を引くコンテンツ配信ができます。

WeChat Payの導入によってリピート購入に繋げる

日本の実店舗や自社のECサイトにWeChat Payを導入すれば、決済を行った顧客に対して、公式アカウントへのフォロワー誘致を行うことができます。また、フォロワーになった人に対し、クーポンを配布することで、リピート促進をすることも可能です。

そのほか、WeChat Payは中国で人気の決済手段なので、導入するだけでも中国人ユーザーの獲得を狙えます。「WeChat Payが利用できる店」として拡散されれば、来店のきっかけを作ることもできるでしょう。

ミニプログラムでサービスを提供する

WeChatにはミニプログラムという機能があります。ミニプログラムは、WeChatのアプリ内で起動するダウンロード不要のアプリのことで、ニュース配信やチケット予約、タクシー手配など多種多様なコンテンツが提供されているのが特徴です。

ミニプログラムで便利なサービスを提供すれば、そこからユーザー獲得が狙えるでしょう。たとえば、EC機能を持つミニプログラムを作成すれば、WeChat内で商品を販売することが可能になります。また、ブログやWebサイトをミニプログラムで作成することで、公式アカウントとは異なる形式で情報発信することも可能です。

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企業によるWeChatのビジネス活用事例

企業によるWeChatの具体的な活用事例をチェックして、自社サービスに適した活用方法について検討してみましょう。

活用事例1:WeChat Payを利用したユーザーのリピート購入を促す

WeChat Payを導入しているある日本の大手百貨店は、WeChat Payで決済をしたユーザーを自動的に自社フォロワーにする機能を取り入れています。自社の公式アカウントをフォローさせることで顧客データを収集し、クーポンの配布やメッセージの配信、ECサイトへの誘導により、リピート購入へ繋げているのです。また、WeChat Payで一定額以上の決済をしたユーザーに対し、キャッシュバックキャンペーンや特製買い物袋をプレゼントするといったインセンティブを付与。お得感で購買を促しています。

活用事例2:事前注文ができるミニプログラムを提供

ある中国の飲食店が、事前注文のできるミニプログラムをWeChat上で提供したところ、並ばずに済むようになったことで顧客の満足度が向上。また、接客スタッフの対応時間や調理スタッフの業務効率化にも繋がりました。

活用事例3:WeChat内にECサイトを設置

あるメーカーは、WeChat内にECサイトを設置し、販売につなげています。公式アカウントとECサイトを連動させることで、外部のサイトに移動せずとも商品購入できる仕組みを導入しています。

活用事例4:ホテルの予約~決済をWeChat内で完結

あるホテルは、予約サイトをWeChatと連動させれば、個人情報を入力しなくても決済まで完了できる仕組みを導入しています。また、WeChat内にホテルの予約や予約確認ができる仕組みも用意。旅行代理店に支払う送客手数料の削減に成功しています。

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WeChatをビジネスに活用する際の課題

中国マーケティングにおいてWeChatの活用は重要なポイントといえますが、日本企業によるWeChatの活用には課題もあります。事前にチェックしておきましょう。

WeChatの利用について具体的にイメージすることが難しい

WeChatは日本ではあまり利用されていないため、日本企業がWeChatの利用について具体的にイメージすることは難しいという課題があります。現地事情やWeChatの活用に詳しい代理店に運用を委託するのも手ですが、コストがかかる点がネック。また、代理店からの提案についても、自社サービスに適したものであるかどうか判断がしづらいというデメリットもあります。

競合が多い

中国での生活になくてはならない存在となっているWeChatは、世界中の企業の注目を集めるアプリです。国内外の数多くの企業がアカウントを作成し、情報発信、サービスの提供、広告の配信を行っています。多数の強豪が存在するなかで、どのようにしてユーザーの興味を引くかが大きな課題といえるでしょう。

WeChatの登録方法

ここでは、WeChatの登録方法について紹介します。日本語で操作できるため、WeChatの登録は難しくありません。LINE等を利用したことがある人ならスムーズに登録できるでしょう。

1.アプリストアから「WeChat」をインストール

2.アプリを開き、「電話番号で登録」を選択

3.氏名・電話番号・パスワードを入力

4.SMSに送られてくる4ケタの確認コードを入力し認証

5.登録完了

なお、アプリを検索すると、中国国内では「微信」、国外では「WeChat」が表示されます。微信とWeChatは、簡単にいえば中国国内版か国際版かの違い。販売されているステッカーが異なったり、中国国内でしか利用できないクーポンがWeChatに表示されなかったりと、機能にはいくつかの違いがありますが、基本サービスは概ね共通しています。また、日本で「微信」を検索しても「WeChat」に誘導されます。

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