ソファに座り商談している男性ビジネスマン2人の画像

このページのまとめ

  • 中国企業とのビジネスは盛んになっており、中国語人材の需要は高まっている
  • 英語習得者に比べると、中国語習得者は数が少ないので差別化になる
  • 中国語を使う高収入の仕事は、海外営業、貿易事務、通訳、翻訳などがある
  • 中国語を活かして仕事を探すなら、資格検定を受けると評価されやすい

中国語を使う仕事を知りたい方に向け、高収入の仕事を4選紹介します。コラムを読んで、中国語を活かした働き方についてチェックしてみましょう。

また、本コラムを提供するLeverages Career Chinaでは、日本語話者の方の、中国での就職・転職活動を無料でサポートしています。スムーズな就職・転職を叶えたい方、希望の条件に合った就職・転職をしたい方は、ぜひご相談ください。


中国の転職市場に詳しいアドバイザーが
あなたの中国就職・転職をサポートします!

海外経験がない方も全面バックアップ!無料で相談を申し込む

中国語を使う高収入の仕事4選

ここでは中国語を使う仕事のなかで、高収入になりやすいものについて紹介します。

1.海外営業:年収目安400万円~1,000万円ほど

海外営業は、中国の顧客や法人を相手に商品を売り込む仕事です。日常会話はもちろん、中国語で交渉をする必要もあるので、中国語の語彙力や会話力が求められます。スキルが必要なぶん、比較的高収入な仕事です。

海外営業は、自動車など高額な商品を扱うことが多いので、インセンティブが高額になる傾向があります。年収の目安は、400万円~1,000万円です。海外営業は、所属する企業や扱う製品によって年収が大幅に変わります。高収入を目指す場合は、年収水準が高い業界を選びましょう。

2.貿易事務:年収目安350万円~400万円ほど

貿易事務は、輸送手段の手配や通関の手続きをする仕事です。仕事は文書でのやり取りが主になるので、中国語の読み書きの能力が求められます。定型文を用いることが多いため、高度な中国語スキルがなくても働くことが可能です。また、貿易に関する専門知識が必要とされます。

貿易事務の平均年収は、一般的な事務職よりも高めです。語学力や専門知識が求められるぶん、収入が高めの水準となっています。

3.通訳・翻訳:年収目安400万円~450万円ほど

通訳や翻訳の仕事は、高い語学力が求められる仕事です。専門用語や現地特有の言い回しなども理解することができる、高い中国語のスキルが必要とされます。

通訳者・翻訳者は、会社所属かフリーランスかによって仕事内容や給料が異なります。実績が重視される業界なので、はじめは企業に所属して実績を積み、それから独立してフリーランスになるのも手です。案件をこなして実績を積んでいくと高収入を目指すこともできます。

4.ブリッジSE:年収目安450万円

ブリッジエンジニアは、海外企業に開発を委託する際に、日本と現地の橋渡し役を担当する仕事です。中国はIT分野において高い技術力を有する国なので、近年は開発を中国に外注する企業も増えています。ブリッジSEは、システムの仕様を伝えるなど、調整役を担います。ビジネスレベルの中国語スキルのほかに、SEとしてのスキルも必要です。

◆関連記事
中国語を活かせる仕事16選!中国語初級レベルでもできる仕事を紹介!

中国語を使う高収入の仕事に就くには?

ここでは、中国語を使う高収入の仕事を探す際のポイントについて解説します。以下のポイントを押さえて就職を有利に進めましょう。

中国語の資格検定を受ける

中国語のスキルを活かして仕事を探すなら、中国語の資格検定は受けておくと良いでしょう。自分にどの程度の中国語力があるかを客観的に証明できるようになり、評価されやすくなります。また、資格が必須の求人にも応募できるようになるので、より幅広く仕事を探せます。

中国語の資格検定はさまざまな種類がありますが、必須の試験というものは基本的にはありません。まずはどれか一つ受験してみましょう。「中国語検定」や「HSK」は認知度が高いので、面接でアピールするなら受験をおすすめします。

◆関連記事
中国語のおすすめ資格・検定7選を紹介!どの資格を取るべき?

中国語のスキルが必要とされる仕事を探す

中国語のスキルを就職に活かす際は、どんな企業・職種で中国語のスキルが求められているのか洗い出すことが肝心です。中国語人材を積極的に必要としている仕事なら、採用されやすいだけでなく、高待遇も期待できるでしょう。

中国語のスキルを必要としている企業としては「中国の外資系企業」や「中国進出している日系企業」などがあります。また、将来的に中国進出を検討している企業も狙い目です。企業研究をしっかり行い、中国語が必要とされている企業を見極めましょう。

必要とされる中国語力について把握する

仕事によって求められる中国語力は異なります。希望する仕事について、どんな中国語力が求められるのか把握しておきましょう。

たとえば、翻訳の仕事なら読む力と書く力が求められますが、海外営業なら聞く力や話す力が重視されます。求められる中国語のスキルやレベルを把握したうえで、重点的に勉強することをおすすめします。

◆関連記事
中国語は難しい?勉強する際に知っておきたい中国語の基礎知識を解説

中国の文化や商習慣について調べる

中国語を使う仕事は、基本的に中華圏の人を相手にする仕事が多いです。中華圏の人を相手に仕事をする際は、相手の文化や商習慣について知っておくことが重要となります。お互いのことを理解していないと、些細なすれ違いがトラブルに発展してしまうこともあるからです。

海外の人とビジネスをするには、異文化理解力が必要といえます。相手の文化や商習慣を理解したうえで柔軟に対応していくことが肝心なのです。

◆関連記事
中国人の仕事に対する考え方の違いとは?中国の求人の探し方も解説

中国語人材を求める企業は多い

中国語は、さまざまな企業で必要とされる需要の高いスキルといえます。

中国は、急速な経済成長によってGDP世界2位となった経済大国です。世界的にみても中国の存在感は強まっており、日本でも多くの企業が中国ビジネスに乗り出しています。

中国企業との取引は増加傾向にあり、それに伴い中国語を話せる日本人の需要が高まっているのです。

英語習得者との差別化ができる

中国語のスキルは高い需要がありますが、英語習得者に比べると中国語習得者はあまり多くはありません。中国語が話せるようになると、英語習得者との差別化ができます。

英語は義務教育でも教わりますが、中国語は大学で第二外国語として学んだり個人的に学んだりする人以外は習得者がいないという状況です。そのため、中国語が話せる人材は希少価値が高く、中国との取引がある企業では重宝されるでしょう。

「中国語のみ」では仕事を探すのは難しい

中国語は中国ビジネスにこそ活かすことができますが、英語のようにグローバルな場での汎用性はありません。

中国語必須の求人は、基本的に中国に特化した仕事となります。そのため、「中国語必須」の条件にこだわって仕事をさがすと、求人件数が少なくなってしまう可能性があります。「中国語のスキルがあると優遇される仕事」を探すと、多くの求人を見つけられるのでおすすめです。

◆関連記事
中国語の今後の需要は?中国語を学ぶメリットと併せて解説!

中国で働きたいと考えているなら、レバレジーズの転職サービスにぜひご相談ください!

Leverages Career Chinaでは、中国へ就職したい方と日本語人材を求めている企業のマッチングをサポートしています。

中国語初心者から上級者まで、幅広いレベルの求人を取り扱っているほか、プロのアドバイザーが応募書類の書き方から面接対策、入職後のアフターフォローまでしっかりと対応。

まずはお気軽にお問い合わせください。

中国の転職市場に詳しいアドバイザーが
あなたの中国就職・転職をサポートします!

海外経験がない方も全面バックアップ! 無料で相談を申し込む