海外の寿司職人のイメージ

このページのまとめ

  • 寿司は世界中で人気なので、寿司職人は海外でも需要がある
  • 日本人が優遇される仕事かつ就労ビザも取りやすいため、海外就職を目指す人におすすめ
  • 日本で寿司職人として働くのとは異なり、長い修業は必要ない
  • 未経験から目指す場合、寿司職人の専門学校に通うのが一般的なキャリアパス
  • 中国では日本人の寿司職人の需要が高い

寿司職人は、海外での需要が高く、また日本人が優遇される仕事です。そのため、海外就職が実現しやすい仕事の一つとされています。このコラムでは海外で寿司職人として働く利点や方法について解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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寿司職人は海外でも需要のある仕事

寿司は、ヘルシーでおいしい和食の代表として海外でもブームになっています。

都市部には必ずと言っていいほど寿司レストランが存在し、連日多くのお客さまで賑わいます。特に目の前で寿司を握ってくれるカウンター形式の寿司レストランが人気です。

今や寿司職人は、世界中で需要のある仕事の一つとなっています。日本人が優遇される仕事で、かつビザも取りやすいので、海外就職しやすい仕事として注目されているのです。

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海外の寿司職人の仕事内容

海外の寿司職人の仕事内容は、寿司の提供に必要な業務全般です。寿司を握るのはもちろん、仕入れや仕込み、メニュー開発を行うこともあります。また、職場によっては接客や洗い物など調理以外の業務を任される場合もあります。

厳しい修行は必要ない?日本人というだけで有利

日本の寿司職人は、一人前になるには厳しい修行が必要で、簡単に就ける仕事ではないというのが一般的な認識でしょう。実際、「飯炊き3年握り8年」という言葉があるほどで、修行には時間がかかるとされています。

しかし、海外で寿司職人として働くぶんには、厳しい修行は必要ありません。

細かい味の違いはそれほど重視されませんし、そもそも「日本人の寿司職人が握った」というだけで付加価値があるからです。

海外で活躍する寿司職人になるには

寿司職人としてのスキルを学ぶ方法は、以下のようなものがあります。

寿司職人の専門学校に通う

寿司職人の専門学校に通えば、寿司職人に必要な知識と技術を数ヶ月~2年程度の短期間で学べます。
海外の寿司レストランは、修行した場所よりも寿司を握る技術の方を重視するため、海外で働く前提の人は専門学校を卒業するパターンが多いです。なかには国外の就職活動をサポートしてくれる学校もあるので、効率よく海外の職場を見つけられるでしょう。

寿司屋や日本料理店で修行を積む

寿司屋や日本料理店で修行を積んでから、海外の求人に応募する方法もあります。就労ビザを取るには実務経験があると有利になることが多いため、多少なりとも調理経験があると良いでしょう。また、経験があるほど好条件の求人に応募できるようになります。

海外の寿司職人の給料

海外の寿司職人の給料は、年収350万円~660万円程度が目安とされています。なかには年収1,000万円を超える求人もあり、日本の寿司職人に比べると給与は高めの傾向です。寿司職人は、海外で働きやすい仕事というだけでなく、高収入を目指せる仕事としても選択肢にはいるといえるでしょう。

海外で寿司職人として働く際の注意点

日本人が優遇されるところや、高待遇なところなど、メリットが多い海外の寿司職人。ただ、語学力が求められたり、手続きが複雑だったりとデメリットになりうる要素もあります。ここでは海外で寿司職人として働く際の注意点として紹介するので予めチェックしておきましょう。

語学力が必要になることが多い

海外の寿司レストランでも、カウンター越しにお客さまと会話する機会があります。「これは何の魚?」とネタについて聞かれることも多いので、ある程度現地語で会話できるようになっておいたほうが良いでしょう。楽しい会話を提供するのも仕事の一つといえます。

資金計画を立てておく必要がある

海外の寿司職人は収入が良いことが魅力の一つですが、実際に収入を得るまではある程度まとまった費用が必要な点は押さえておきましょう。寿司職人の専門学校に通う場合は学費がかかりますし、語学学校に通うのにも費用がかかります。また、海外に渡航する費用や生活費、ビザ申請の費用なども必要です。寿司職人を目指す前に必要な費用をしっかり見積もっておきましょう。

海外の寿司は日本とは違う

日本の寿司と海外の寿司は、若干異なる点があります。生魚が苦手な人が多い海外ではカニカマやツナマヨなど、生魚以外のネタが日本よりも多め。また、きゅうりやアボカドを使ったベジタリアン向けの寿司も充実しています。そのほか、海苔を内側に巻いた「カリフォルニアロール」も人気です。

日本のものとは異なるスタイルの寿司が浸透しているので、海外で寿司を握る場合は現地の人の嗜好に合わせる必要があります。

新鮮な魚が手に入りにくい場合がある

日本では、新鮮な魚を複数仕入れることは容易ですが、海外は違います。新鮮な魚が手に入らなかったり、魚の種類が少なかったりすることが多々あります。

日本で学んだ知識が活かせない場面もありますが、対応していかなくてはなりません。限られた食材で美味しい料理を作る工夫と適応力が必要といえるでしょう。

技術の低い店もある

海外の寿司レストランは、日本人が経営しているからといって必ずしも美味しいとは限りません。「日本人が握っている」というだけで人気になっている店もあるのです。こうした店で働いていると、日本をはじめ他の地域では通用しない寿司職人になってしまうリスクがあります。そのため、海外で働いていても常に向上心をもって技術を磨かなければなりません。

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中国で寿司職人の需要が増加中

急速な経済成長を遂げた中国では、中華料理はもちろん、世界中の料理が食べられるようになりました。なかでも日本料理の人気は高く、特に寿司は多くの中国人に愛される馴染みのメニューとなっています。回転寿司から高級寿司店までさまざまな寿司店が展開しているほか、「がってん寿司」「元気寿司」「はま寿司」など日系の大手寿司チェーンも中国に上陸。今や日本の寿司は中国人の日常生活に浸透する存在となっているのです。

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