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このページのまとめ

  • 中国企業は成果主義が主流で、仕事の実績が重要とされる
  • 実績がインセンティブとして基本給に上乗せして支給されることが多い
  • 実績重視なので年齢や勤続年数は給与にあまり影響しない

「中国で高収入の仕事に就きたい」と考えている方に向け、収入アップの方法や中国企業の給与事情について解説します。どうすれば収入アップが目指せるかこのコラムでチェックしましょう。

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中国で高収入を目指す方法

急速な発展によりGDP世界2位の経済大国となった中国。都市部の平均年収は高い水準にあり、なかには年収2,000万円超えといわれる職種も存在します。

中国語に堪能な方のなかには「語学スキルを活かして中国で高収入の仕事に就きたい」と考えている人もいるでしょう。

ここでは中国で高収入を目指すのに必要な要素について解説します。以下の点を押さえて、給料をより多く獲得する方法をチェックしておきましょう。

仕事で実績を出す

中国企業の評価は、基本的に成果主義です。勤続年数や仕事の過程に関わらず、実績を出せば評価され、インセンティブが付与されます。そのため、収入アップには実績を出すことが欠かせません。

実績をアピールするうえで重要なのが、結果を数字で出すことです。数字を用いることで客観的に評価しやすくなり、その結果インセンティブに反映されやすくなります。仕事をするうえでも業務目標は具体的な数字を設定するようにしましょう。

自分の中国語スキルのレベルを把握する

日本人が中国語のスキルを活かして就職する場合、自身の中国語スキルの具体的なレベルを把握することが重要です。中国語スキルのレベルが分かれば、どんな職種に就けるのかの目安になるほか、面接官へのアピールに活かすこともできます。

中国語スキルを測るには、「HSK」や「中国語検定」などの資格検定を受けてみるのが近道です。中国語の資格検定はさまざまありますが、必須のものはありません。ただ、中国語検定は日本の試験で、HSKは世界共通の試験なので、中国で活かしたいならHSKのほうが都合が良い可能性があります。

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中国語検定とはどのような資格?レベルやHSKとの比較も紹介!

契約の際に給与について確認する

「思った内容を素直に伝えること」や「合理的な考え方」が重視される中国のビジネス。雇用契約の際も、お互いが要望や疑問点を遠慮せず相手に伝えるのが一般的な光景となっています。気になることがあれば、素直に担当者に質問するようにしましょう。

成果主義の中国企業では、インセンティブによって収入が大きく変化します。仕事を始めてからも評価・待遇に不満があるようなら遠慮せず上司と話し合いましょう。上司への直談判は中国では一般的な行為です。

高収入の仕事を選ぶ

高収入を得るには、給与水準の高い職種を目指すのも手です。一般的に給料が高い仕事というのは、ほかの人が持っていないような専門的なスキルを必要とする仕事や、世界的な大企業に所属する仕事もしくは大企業を相手にする仕事などが挙げられます。

中国で収入の高い仕事については次項で紹介するので、チェックしてみましょう。

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中国で高収入の仕事は?

中国は経済格差が大きい国です。経済特区が設けられた沿岸部は大きく発展した一方で、内陸の農村部は人材が流出。その結果、エリアによって経済格差が生じてしまいました。

そのため中国経済の実態は、年収100万円程度の低所得層が大勢いる一方、年収2,500万円~3,500万円の富裕層が一部存在するという構図になっています。

では、富裕層はどのような仕事に就いているのでしょうか。
中国で収入の高い仕事といえば、代表的なものは以下の5つが挙げられます。

  • 弁護士
  • 銀行員
  • コンサルタント
  • 広告ディレクター
  • プログラマー

大手企業に所属する場合、または大手企業が顧客の場合、上記の職業は年収1,000万円を超えることも少なくありません。また、上記の職業以外にも、大手企業の管理職なら年収2,000万円を超えることもあります。

高収入を目指すならIT業界が狙い目

中国の企業別年収ランキングは以下のようになっています。

1.HUAWEI:通信機器メーカー
2.Lenovo:PCメーカー
3.Baidu:中国最大の検索エンジン
4.Alibaba:アジア最大のECサイトを運営
5.Tencent:メッセンジャーアプリ「WeChat」を提供

上記から分かるように、企業別年収ランキングの上位をIT企業が独占しています。
そもそもIT業界は平均給与が高いため、高収入を目指すなら狙い目です。ITに関する知識は全世界共通なので、日本で培ったスキルや経験がある人なら有利に働けるでしょう。技術職なので、実力さえあれば語学力に自信がなくても就労可能なところも魅力です。

中国語のスキルが活かせる高収入の仕事

中国語が堪能な人のなかには、そのスキルを活かして高収入を目指したいと考えている人もいるでしょう。

中国語力をメインに使って働ける仕事にも、高収入が目指せるものがあります。代表的なのは以下に挙げる職種です。

  • 品質マネジメント
  • マーケティング
  • 事業開発マネージャー
  • IT開発
  • 中国人相手の営業職

これらの仕事は条件次第で年収1,000万円を超える可能性があるとされています。

また、語学力が活かせる仕事だと、通訳・翻訳は平均年収500万円、語学学校事務は平均年収360万円程度が相場とされています。

中国語のスキルを身につければ、現地の従業員や顧客とコミュニケーションが取れるようになるため、応募できる求人の幅が大きく広がるでしょう。ただし、「中国語のスキル一本」だけだと高収入の仕事を探すのは難しいかもしれません。プラスアルファで英語スキルやITスキル、営業スキルなどを身に付けておくと良いでしょう。

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中国企業の給料に関する基礎知識

ここでは中国企業の給料事情について解説します。中国で高収入を目指す方はチェックしておきましょう。

実績がインセンティブとして給与に反映される

中国企業は成果主義の風潮が強いのが特徴です。仕事の実績はインセンティブとして基本給に上乗せして支給するという企業が少なくありません。基本給が少ないと感じても、そのぶん成果報酬の割合が大きいというケースもあるため、よく確認しましょう。

年齢や勤続年数は給与にあまり影響しない

中国企業は、実績を出しさえすれば年齢や勤続年数に関わらず評価されます。そのため、若手のうちから実力次第でキャリアアップが目指せる環境です。

また、上の役職に就いたとしても評価には繋がりません。昇進によってより大きな仕事に携わるようになり、そこで実績を出すことで給与がアップするという仕組みです。

退職金がない代わりに給料が高いという企業もある

退職時にまとまったお金を支給する日本の「退職金制度」は、世界的に見ても珍しい制度です。中国企業の場合、日本の退職金にあたるお金が日々の給与に分散して組み込まれていることが多く、そのぶん年収が高く見えることもあります。

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